【ホンダ S660 プロトタイプ 公開】造りたかったのはリア駆動の小さいクルマ

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ホンダ S660 プロトタイプ
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ホンダは2月14日、北海道鷹栖町にあるテストコース鷹栖プルービングセンターで来月発表を予定している軽オープンカー『S660』を報道陣に公開した。ボディは擬装
テープに覆われていたものの、内装やエンジンを含む車体は最終商品形になっているという。

S660の開発責任者代行を務める本田技術研究所の安積悟主任研究員は「オープンカーにこだわったわけではなくて、造りたかったのはリア駆動の小さいクルマ。意のままに動くスポーツ性能を楽しいと思ってもらえるところがこの車のウリ。普通のお客さんが日常で楽しいと思ってもらえば、我々としては造った意味があると考えている」と語る。

S660のトップが布製の幌で手動開閉となっていることについては「運動性能を表現するためには軽くしたい。でもただ軽いだけではだめで、しっかりとしたボディも造りたい。そしてできるだけ重心を低くしたい。だから腰より上を軽くするにはハードトップではなくて布の方が良いだろうということになった」と振り返る。

その一方で「日本の環境でいえば、オープンで楽しんでくださいといっても、(ガレージに)屋根が無いという人たちも多い。その人たちのためにはハードトップも考えている。ただ最初に表現するのは、重たいクルマではなくて運動性能ありきのクルマ。ハードトップは状況をみながら投入したいと思っている」とも明かしていた。

《小松哲也》

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