【シカゴモーターショー15】ホンダ パイロット 新型、初公開…北米向け中型SUVが3世代目に

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新型 ホンダ パイロット
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ホンダの米国法人、アメリカンホンダは2月12日、米国で開幕したシカゴモーターショー15において、新型『パイロット』を初公開した。

初代パイロットは、2002年に発表。『CR-V』をひと回り大型化したボディを持つ北米専用の中型SUV。現行の2代目は2008年にデビュー。エンジンは3.5リットルV型6気筒ガソリンで、最大出力250ps、最大トルク35kgmを引き出す。

3世代目となる新型のエンジンは、引き続き3.5リットルV型6気筒ガソリン。現時点では、スペックは公表されていない。ただし、新開発の直噴「i-VTEC」ユニットとなっており、気筒休止の「VCM」が採用され、燃費性能を向上させた。トランスミッションは6速AT。上級グレードには、ホンダブランド初の9速ATを組み合わせる。

新型の設計や開発も、引き続きホンダの米国部門が担当。生産は、アラバマ工場で行う。新型のデザインは、モダンさや滑らかさを追求したもの。フロントマスクには、改良新型CR-V同様、最新のホンダのデザイン言語が導入された。

インテリアは先代同様、3列シートを備え、最大8名乗車が可能。高品質なソフトタッチ素材の採用などにより、プレミアム性も引き上げられている。

《森脇稔》

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