ボルボ『V40』が2015年モデルとなった。先進の安全装備をフル装備(インテリセーフ10)し、外観の小変更のほか、新開発の「ツーリングシャシー」を採用、よりしなやかな走りと使い勝手の良さを手に入れたのが特徴だ。
従来「セーフティ・パッケージ」としてオプション設定していた「歩行者・サイクリスト検知機能付追突回避・軽減フルオートブレーキ・ システム」や「全車速追従機能付ACC」をはじめとする安全装備・運転支援機能にリアビューカメラを加え、新たに「インテリセーフ10」として標準装備した。
直感的な操作が可能なインターフェイス・コンセプト「センサス」も進化。インターネット接続機能や音声認識のボイスコントロール機能を追加し、操作画面を一新。さらに、DSRC対応ETC車載器を標準装備、地図データの無償更新にも対応する。新たにボイスコントロール機能を追加したことで、ナビの目的地設定やラジオ選曲、電話機能など、センサスの多くの操作がステアリングから手を離さずに行えるようになっている。
また、harman/kardonスピーカー採用のプレミアムサウンド・オーディオシステムを各モデルにオプション設定(V40 T4、V40クロスカントリー、XC70を除く)。すべてのシートでリアルかつ臨場感あるサウンドを実現している。
外観はフロントバンパーに、ヘッドライト連動型の「LEDドライビングライト」を採用。ボディドアハンドルをボディ同色に改めている。
ベースモデルが2015年モデルで大きく進化したことで、245psのスポーティモデル「V40 T5 Rデザイン」、SUVテイストあふれるオールラウンダー「V40 クロスカントリー」、そしてエントリーモデルの「V40」と、よりキャラクターが明確になった。