半島東海岸で起きた大規模な洪水被害に対して、日本政府以外にも日系企業などが支援に乗り出している。
伊勢丹は27日、半島東海岸で起きた洪水被害に対する寄付贈呈式を行った。伊勢丹はは今月2-15日にかけて首都圏にある4つの店舗において寄付を募った。ブランケットやタオル、おむつ、水等が集められた。また伊勢丹は10万リンギ現金を集まった物資とともにマレーシアのボランティア団体マーシー・マレーシアに手渡した。
またキヤノンも、被災者の救援活動のための義援金として、マレーシア赤新月社を通じて13万5,000マレーシアリンギを寄付した。その他イオン・マレーシアやワコーも義援金や物資を供与した。
自動車メーカーからは、UMWトヨタやホンダ、三菱モーターズ・マレーシアなどが、洪水被害を受けた自動車の修理を行う際の割引を発表している。
一方で、非営利活動法人のアムダも医療支援活動を実施。またマレーシアにおける留学プログラムに参加していた神奈川大学の学生も、洪水被害の支援ボランティアに参加するなどしている。