イタリアのスーパーカーメーカー、フェラーリは2015年1月22日、ベルギーのブリュッセルで開幕した「2015ドリーム・カー・ショー」において、『F12ベルリネッタ』の特別モデルを初公開した。
同車は、フェラーリの「テーラー・メイド・パーソナライゼーション・プログラム」を導入して仕上げられた最新作。顧客の細かい好みを反映させたカスタマイズプログラムが、テーラー・メイド・パーソナライゼーション・プログラム。
1964年のツール・ド・フランスに、ベルギーのエキュリー・フランコルシャン・チームのドライバーとしてエントリーし、優勝を勝ち取ったルシアン・ビアンキとジョルジュ・ベルガーの両氏と、参戦車両の『250 GTO』 に敬意を表して、F12ベルリネッタをベースに開発された。
外観は、ボンネットのイエローラインが特徴。これは、モデナイエローのクロスラインを、最新の3層塗装でボンネット上に再現したもの。当時の250GTOと同じイメージで仕上げられた。
室内は、シートがブラウンレザー。センターコンソールとドアハンドルには、イエローのアクセントが添えられた。フロアパネルには、トライアングルパターンのメタルが採用されている。