ルノー・ジャポンは新宿伊勢丹が主催する、日本最大規模のチョコレートの祭典、“サロン・デュ・ショコラ”にて、『ルーテシアガナッシュ』を初公開した。このクルマは甘くほろ苦いチョコレートのガナッシュをイメージした限定車だ。
13回目を迎えるサロン・デュ・ショコラは、会場をこれまでの新宿伊勢丹から新宿NSビルに移し、パリで開催されているサロン・デュ・ショコラの臨場感を再現したものである。
その会場にて公開されたルーテシアの限定車の名前は「ガナッシュ」という。ガナッシュとは、カカオ生地に生クリームやフレーバーを加えた上質なチョコレートを指す。「過去、ピエール・エルメとコラボした限定車『カングーショコラ』を発売したこともあり、今回もチョコレートを介して何か出来ないかを考えた」とは、同社マーケティング部チーフプロダクトマネージャーのフレデリック・ブレンさんの弁。
この会場を発表の場に選んだ理由について、同社広報グループの佐藤渉さんは、「ルノー・ジャポンではこれまでもバレンタインデーに向けて、様々なチョコレートに関するイベントを行ってきており、今年は限定車を企画していた。その際、サロン・デュ・ショコラというフランス発祥のチョコレートイベントを知り、ここで何か出来ないかと考えた」と話す。
佐藤さんは、「単に車両を展示するということではなく、ルーテシアガナッシュをサロン・デュ・ショコラにて“出店”するという想いだ。これは我々のチョコレートなのだ。もちろん食べられないが(笑)」と意気込みを語る。
「ここに来ている方は、もちろんクルマではなくチョコレートをメインに来場しており、そういった方たちにチョコレート絡みでルノーをアピールできること。そして、我々の取り組みを、メディアを通して認知してもらうことで、ルノーのブランドイメージの向上を狙っている」と期待を語った。