2015年1月12日、米国で開幕したデトロイトモーターショー15。日産自動車のブースの主役は、『タイタン XD』が務めた。
初代『タイタン』は、日産初のフルサイズピックアップトラックとして、2003年に米国市場へ投入。現地では、フォード『Fシリーズ』やGMのシボレー『シルバラード』、クライスラーグループの『ラム』、トヨタ『タンドラ』などがライバル。
デビューから10年以上が経過して、日産はデトロイトモーターショー15において、タイタンをフルモデルチェンジ。2代目には、タイタン XDの新ネームが与えられた。
新型のエンジンは、ガソリンがV型6気筒とV型8気筒。ディーゼルエンジンは、カミンズ製で、5.0リットルV型8気筒ターボディーゼルは、最大出力310hp、最大トルク76.7kgmを発生する。米国のピックアップトラックで重視される最大牽引能力は、5443kg以上。
デトロイトモーターショー15の会場で目を引いたのは、イエローボディのタイタン XD。これは、「PRO‐4X」と呼ばれるグレード。PRO‐4Xは、日産が北米向けトラックやSUVに広く設定しているオフロードトリム。「ソーラーフレア・イエロー」と命名されたボディカラーは、陽気な雰囲気を発散している。