ファルケンは「FROM RACETRACK TO ROAD」をブランドコンセプトに掲げ、レース・競技シーンでの技術やノウハウを積極的に製品に反映するようにしている。また、欧州での評価が高いように、同社のフラッグシップタイヤ『AZENIS FK453』はアウトバーンで鍛えられたタイヤだ。ZE914が日本市場向けに開発されたというのは、高温多湿な気候や日本の道路事情・走行条件などを考えてのことだ(下川氏)。
車やタイヤ以外にもうひとつブースで注目すべきものがある。それは、今年の5月に千葉の幕張人工海岸で開催される『RedBull AIR RACE』のパネルだ。実はファルケンは千葉大会の公式スポンサーにもなっている。AIR RACEは空のF1などとも呼ばれる飛行機によるタイムトライアルレースだ。決められたゲート(巨大パイロン)を通過するタイムと飛行姿勢などを競う。