英国の高級車メーカーのベントレーは2015年1月7日、2014年の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は、ベントレーの96年の歴史において、過去最高の1万1020台。前年比は9%増だった。
市場別実績では、引き続き最大市場の米国が、前年比1.5%増の3186台。ベントレーの世界販売のうち、約3割が米国市場で販売された計算。第2位は中国で、2670台。前年比は21.8%増と、2年ぶりに前年実績を上回る。
また3位の欧州は、信用不安から回復し、前年比4%増の1539台。地元の英国は、0.4%増の1387台だった。中東は、前年比7%増の1263台。アジア太平洋地域は前年比48%増の669台で、日本は5%増の306台を販売した。
車種別では、『コンチネンタルGT V8 S』、『コンチネンタルGTスピード』、『フライングスパーV8』など、2014年に投入した新型車が支持を集めた。
ベントレーのヴォルフガング・ドゥルハイマー会長兼CEOは、「2014年はベントレーにとって、特別な1年。96年の歴史で、過去最高の販売を達成した」と述べている。