関東運輸局東京運輸支局、茨城運輸支局、自動車検査独立行政法人関東検査部は、警視庁、茨城県警察、軽自動車検査協会と連携し、2014年12月31日から2015年1月1日にかけて、「初日の出暴走族」の不正改造車を排除するため、深夜の街頭検査を実施した。
街頭検査は、首都高速道路都心環状線内回り・白魚橋駐車場と茨城県の県道173号大洗公園線・大洗公園駐車場の2か所で実施した。
検査では、不正改造の疑いのある合計61台の四輪車を検査し、最低地上高不足となる改造、違法な灯火器の取り付け、窓ガラスへ違法なステッカーの貼り付け、マフラー改造などの不正改造がされていた44台に対して整備命令書を交付、改善措置を命じた。
検査は東京が25台、茨城が36台で、整備命令書を交付したのは東京が14台、茨城が30台。
保安基準不適合は、重複箇所ありで違法な灯火器の取り付けなどが最も多く48件、最低地上高の違法な改造など車枠・車体関係が33件、マフラー改造など騒音・排ガス防止装置関係が16件、窓ガラスへのステッカー貼り付けなどの保安装置関係が13件。
不正改造により整備命令の交付を受けた自動車ユーザーは、必要な整備を行い、最寄りの運輸支局、自動車検査登録事務所での確認が義務付けられている。