ドイツの高級スポーツカーメーカー、ポルシェは2015年1月8日、2014年の世界新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は、前年比17.1%増の18万9849台と新記録。2013年に達成した過去最高の販売台数を上回った。
2014年は、全ての販売地域で2桁の成長を達成。単一国の最量販市場は、引き続き米国。2014年は、前年比11.1%増の4万7007台を販売した。アジア太平洋、アフリカ、中東は、合計で19%増の7万32334台。中国は25.4%増の4万6931台で、米国に接近する。
また、欧州は前年比19.1%増の6万0805台と、2桁台の伸び率に回復。地元ドイツも、15.5%増の2万3841台と好調だった。
車種別では、新型SUVの『マカン』の人気が高く、約4万5000台を販売。『パナメーラ』は、前年比は13%増。『911』シリーズは、3万台以上を販売する。
ポルシェの営業&マーケティング担当、ベルンハルト・マイヤー取締役は、「4年連続での販売記録更新には、明確な理由がある。魅力的な商品と従業員の高いモチベーションだ」とコメントしている。