ホンダの米国法人、アメリカンホンダは2015年1月5日、2014年の米国新車販売台数を公表した。総販売台数は154万0872台。前年比は1%と微増だった。
ブランド別では、ホンダブランドが前年比1%増の137万3029台と新記録。アキュラブランドが1.5%増の16万7843台と、2007年に次ぐ台数を達成する。
ホンダブランドでは、主力モデルの『アコード』が、前年比5.9%増の38万8374台を販売。『シビック』は32万5981台にとどまり、前年比は3%減とマイナスに転じた。『フィット』は、10.9%増の5万9340台。
SUV系では、『CR-V』が前年比10.2%増の33万5019台で、2年連続で年間30万台超え。北米専用ミニバンの『オデッセイ』は、4.8%減の12万2738台と後退。北米専用SUVの『パイロット』も、14.1%減の10万8857台にとどまった。
アキュラブランドでは、SUVの『MDX』が前年比23.7%増の6万5603台と、2年連続で最量販車に。『RDX』は、前年比0.3%増の4万4865台と堅調だった。2014年に投入された新型スポーツセダンの『TLX』は、1万9127台を売り上げた。
アメリカンホンダのジェフ・コンラッド副社長は、「多くの州でのガソリン価格の下落にもかかわらず、ホンダの強固で好バランスなラインナップが、2014年の記録的な販売につながった」とコメントしている。