阪急、京都線8300系を名所旧跡でラッピング…来年1月17日から運行開始

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阪急は来年1月から「京都方面の名所旧跡を散りばめたラッピング列車」を京都線で運行する。画像は1両目の「洛東エリア車両」。清水寺などのイラストでラッピングされる。
  • 阪急は来年1月から「京都方面の名所旧跡を散りばめたラッピング列車」を京都線で運行する。画像は1両目の「洛東エリア車両」。清水寺などのイラストでラッピングされる。

阪急電鉄はこのほど、「京都方面の名所旧跡を散りばめたラッピング列車」を京都線で運行すると発表した。8300系電車にラッピングを施し、2015年1月17日から運行を開始する。

ラッピングが施されるのは8332号編成で、河原町方の1両目を「洛東エリア車両」、3両目を「洛中エリア車両」、6両目を「嵐山・嵯峨野エリア車両」、8両目を「洛西エリア車両」とする。各エリアの名所旧跡を車体側面に描き、1両目は清水寺など、6両目は渡月橋などが描かれる。2・4・5・7両目は愛称を掲出する。

このほか、先頭部にはヘッドマークを掲出。車内の照明は電球色を使用して「和」のイメージを演出するという。車内づりやドア横ポスターは京都の名所旧跡や名所マップを掲出する。

運行期間は1月17日から2016年3月下旬までの予定。1月17日から2月22日までの土曜・休日は「洛西エリア車両」を除く6両編成で、車両検査に入る快速特急『京とれいん』の代替車両として運用する。1月19日以降の平日と2月23日以降は「洛西エリア車両」を加えた8両編成で運用する。

これに伴い阪急は、ラッピング車の愛称とヘッドマークのデザインを募集している。応募用紙は阪急の主要駅で配布しているほか、同社のウェブサイトからダウンロードできる。募集期間は1月17日から2月10日(必着)まで。採用作品は3月中旬から掲出される。

《草町義和》

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