スペースX ドラゴン補給船運用5号機、打ち上げ延期…1月6日8時18分に

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ドラゴン補給船(写真は運用4号機)
  • ドラゴン補給船(写真は運用4号機)

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、2015年1月6日午後8時18分(日本時間)に、スペースXがドラゴン補給船運用5号機を打ち上げると発表した。

SpX-5フライトは、国際宇宙ステーション(ISS)「ハーモニー」(第2結合部)下方に結合してISSに補給物資を運搬するミッション。ケープカナベラル空軍基地40番射点からファルコン9v1.1ロケット9号機でドラゴンSpX-5/CRS-5を打上げる。

打上げは、当初2014年12月中を予定していたが、米国時間12月16日に実施された燃焼試験時に起きた問題を詳しく調査するため、2015年1月6日午後8時18分(日本時間)に延期された。

今回、ドラゴン補給船としては7回目のフライト、ISSへ向かうフライトとしては6回目となる。

SpX-5フライトでは、2317kgの物資がISSに運搬される予定。JAXA関連では「線虫を用いた宇宙環境によるエピジェネティクス」の試料と機材、「きぼう」搭載用ポータブル冷凍・冷蔵庫(FROST)を利用したタンパク質結晶化実験の試料、「植物における回旋転頭運動の重力応答依存性の検証」実験キット、小型衛星放出機構(J-SSOD)と放出する超小型衛星(AESP14)などを輸送する。

《レスポンス編集部》

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