スズキは新型『アルト』を本日発表、販売を開始した。8代目となる新型は、プラットフォームを新設計、アンダーボディやサスペンションの刷新など、今後のスズキの軽自動車作りに向けた新しい技術、デザイン、機能を多数取り込んでいる。
エンジンはR06A型エンジンを大幅改良。さらにプラットフォームをはじめとして、足回り、エンジンに至るまで徹底的に軽量化を追求。先代の『アルト エコ』に比べ60kgの軽量化を実現し、ガソリン車ナンバー1の燃費、37.0km/リットル(JC08モード)を達成した。
足回りでは、フロントサスペンションの剛性を向上。リアサスペンションは新設計で、コーナリング時のロールやステアリング応答性を高め、軽快かつしっかりした走りを実現した。
新設計のプラットフォームは室内空間の拡大にも貢献している。スズキの軽では最長の2400mmというホイールベースをもち、室内長はクラストップとなる。
安全装備も多数搭載した。レーダーブレーキサポート装着車を全機種に設定したほか、スリップや横滑りを抑える「EPS」を標準で採用した(アルトバンを除く)。