カナダ・バンクーバー都市圏の公共交通を運営するトランスリンクは12月19日、非営利団体のロウアー・メーンランド・クリスマス・ビューロー(LMCB)に、玩具を寄贈したと発表した。玩具は恵まれない子供たちに届けられる。
トランスリンクと傘下のバス会社や鉄道会社、交通警察の職員は「トイズ・フォー・トッツ(子供におもちゃを)」プログラムの一環として、バス2台分に相当する玩具3500点を寄贈。同プログラムは1985年の立ち上げ以来、LMCBに、玩具6万1000点を寄贈してきた。
1930年設立のLMCBは、バンクーバーで暮らす低所得世帯に食料引換券や玩具を配布している。LMCBのベイリス・エグゼクティブディレクターは「トランスリンク職員の皆さんの寛大さが無かったら、今日の我々は存在しないでしょう」とコメントし、長年の支援に感謝の意を表した。