北越急行の「超快速」、愛称は『スノーラビット』に

鉄道 企業動向

北越急行は在来線特急『はくたか』に代わる速達列車として来年3月14日から「超快速」を運行する予定。愛称は公募により『スノーラビット』に決まった。写真は超快速『スノーラビット』で使われるHK100形。
  • 北越急行は在来線特急『はくたか』に代わる速達列車として来年3月14日から「超快速」を運行する予定。愛称は公募により『スノーラビット』に決まった。写真は超快速『スノーラビット』で使われるHK100形。
  • 現在の在来線特急『はくたか』で運用されている北越急行所属車両の681系2000番台「スノーラビット」。超快速『スノーラビット』は681系2000番台の車両愛称を受け継ぐ形となった。
新潟県の北越急行は12月19日、越後湯沢(湯沢町)~直江津(上越市)間を結ぶ超快速『スノーラビット』を運行すると発表した。2015年3月14日に実施するダイヤ改正にあわせて運転を開始する。

北越急行は、六日町(南魚沼市)~犀潟(上越市)間59.5kmのほくほく線を運営する第三セクター。上越線と信越本線に乗り入れて越後湯沢~直江津間を結ぶ普通列車と、越後湯沢駅から北陸方面を結ぶ特急『はくたか』が運転されている。

同社が発表したダイヤ改正の概要によると、在来線特急としての『はくたか』が北陸新幹線長野~金沢間の延伸開業に伴い廃止される一方、超快速『スノーラビット』が越後湯沢~直江津間で1往復運転される。

『スノーラビット』の運行時刻は、越後湯沢9時17分発~十日町9時42分着~直江津10時14分着、直江津17時55分発~十日町18時27分発~越後湯沢18時53分着。途中停車駅は十日町駅だけになる。最高速度は現在の快速・普通列車と同じ110km/hだが、表定速度は99km/hに。現在の快速・普通列車に比べ最短時間が約10分短縮され、平均時間との比較では約30分の短縮になる。

また、『スノーラビット』は越後湯沢駅で上越新幹線との接続を図り、越後湯沢発は東京発7時48分の上越新幹線『Maxとき305号』、直江津発は東京着20時12分の『Maxとき342号』と接続する。上越新幹線と『スノーラビット』の乗継ぎによる東京~直江津間の所要時間は、越後湯沢駅での乗換時間も含め2時間17~26分になる。

超快速の列車名は一般から募集し、3214件の中から最も多かった『スノーラビット』が選ばれた。現在の在来線特急『はくたか』で運用している車両のうち、北越急行所属車両の681系2000番台と683系8000番台には「スノーラビット」の車両愛称が付けられており、北越急行は「はくたか号の思いを引き継ぐ名前」になったとしている。

快速・普通列車は、これまで通り1日19往復運転。『はくたか』の廃止で列車の行違いや待避が減るため平均表定速度も9km/h引き上げられ、平均所要時間は六日町~犀潟間で現在より8分短い52分になる。このほか、越後湯沢駅や直江津駅での接続時間も短縮し、直江津~東京間の平均所要時間は現在より10分短い2時間56分になる。

また、信越本線の乗り入れ区間では現在、途中の黒井駅を通過しているが、改正後は越後湯沢発の下り快速1本と直江津発の上り快速1本・普通1本が同駅に停車するようになる。
《草町義和》

編集部おすすめのニュース

特集

おすすめの商品

鉄道 アクセスランキング

  1. 北陸新幹線、JR西日本もトンネル内での携帯電話サービス提供へ

    北陸新幹線、JR西日本もトンネル内での携帯電話サービス提供へ

  2. 新型新幹線 N700S、「進化」から「最高」へ…世界最軽量・低コスト・編成自由

    新型新幹線 N700S、「進化」から「最高」へ…世界最軽量・低コスト・編成自由

  3. JR西日本、大阪環状線の新型電車「323系」公開…「斜めの発想」とり入れ

    JR西日本、大阪環状線の新型電車「323系」公開…「斜めの発想」とり入れ

  4. JR九州、豊肥線の熊本・大分県境部を7月9日再開へ…特急も一部再開

  5. JR東海、東海道線草薙駅を橋上化…9月18日から

  6. デジタルサイネージ一体型ホームドアを開発…東急が実証実験

  7. 札幌の地下鉄から「昭和生まれ」消える…東豊線7000形が引退

  8. 駅があった場所に造られた「駅」…北海道の廃線跡にできた民宿を訪ねてみた

  9. 【ものづくりワールド16】群馬県の中小企業が考えた乗用鉄道模型が全国で人気に

  10. 北海道初の国鉄電車、3月13日限りで引退へ…記念ヘッドマーク掲出

アクセスランキングをもっと見る