ジョホール州の15歳の少年、17歳の少女と結婚

国際連合人口基金(UNFPA)がマレーシアについて、19歳以下で結婚する人の数が15万人と多いことを問題点として指摘したが、ジョホール州クルアンで11月30日、15歳のマレー系少年が17歳の少女と結婚していたことが分かった。ザ・スターが報じた。

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国際連合人口基金(UNFPA)がマレーシアについて、19歳以下で結婚する人の数が15万人と多いことを問題点として指摘したが、ジョホール州クルアンで11月30日、15歳のマレー系少年が17歳の少女と結婚していたことが分かった。ザ・スターが報じた。

Facebookで結婚式の模様が写真や動画で紹介されたため、ネット上で物議を醸している。

新郎のムハマド・ムアズ・ミスラン君は初等中学三年生で、高等中学への進学はしないという。新婦のヌル・イザアティ・アミエラさんは2年過程の高等中学(日本の高校に相当)を修了して受験する、全国統一のマレーシア教育修了(SPM)試験を受けたばかり。ムハマド君とは付き合い始めてわずか2カ月のスピード結婚だった。新婦の持参金はわずか22.5リンギだったという。

マレーシアではイスラム教徒の結婚年齢は男性が18歳以上、女性が16歳以上とされているが、シャリア法廷(イスラム法廷)から承認が得られれば何歳でも結婚できることになっている。

ムハマド君は「若年結婚についてはとやかく言われるが、僕は準備ができている」と語った。

伊藤 祐介

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