ジャガー Fタイプ、米国でリコール…安全装備に不具合

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ジャガー Fタイプ
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英国の高級車メーカー、ジャガーカーズのスポーツカー、『Fタイプ』。同車が米国市場において、リコール(回収・無償修理)を行う。

これは、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。「ジャガーカーズの米国法人、ジャガー・ランドローバー・ノースアメリカから、ジャガーFタイプに関するリコールの届け出を受けた」と公表している。

今回のリコールは、助手席シートベルトのハーネスコネクターの不具合が原因。NHTSAによると、ジャガーFタイプの助手席シートベルトのハーネスコネクターから、シートベルトテンションセンサーおよび着座センサーにつながる配線に不具合があり、乗員が大人か子どもかの判断に誤りが生じ、その結果、事故の際にエアバッグが正しく作動しない恐れがあるという。

リコールの対象となるのは、2014‐2015年モデルのFタイプ。2012年8月末から、2014年10月下旬にかけて生産され、米国で販売された7079台が、リコールに該当する。

ジャガー・ランドローバー・ノースアメリカでは、対象車を保有する顧客に通知。販売店で、ハーネスコネクターを交換するリコール作業を行うとしている。

《森脇稔》

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