日本船舶輸出組合が発表した11月の輸出船契約実績は、一般鋼船契約が10隻、前年同月比72.8%減の34万総トンと5カ月連続マイナスとなった。
今年前半に受注が大幅に増えた反動で、低調に推移している。
契約の内訳は、ばら積船がハンディ型2隻、ハンディマックス型7隻、パナマックス型1隻となっている。
契約態様は、トン数ベースで円建契約が13.0%、外貨建が87.0%、現金払契約が100%、商社契約が7.0%だった。
納期別内訳は、2015年度ものが44.0%、2017年度ものが45.6%、2018年度ものが10.4%となっている。
一方、11月の通関実績は、14隻、62万総トンとなった。
この結果、2014年11月末の輸出船手持工事量は、657隻、同42.2%減の2740万総トンとなった。