BMWは、米国カリフォルニアで開催されたロサンゼルスモーターショー14で、新型SUV『X5』の高性能版となる『X5M』を世界初公開した。パワーユニットには最高575hp、最大76.5kgmの4.4リットルV型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、0-100km/hの加速は4.2秒を誇る。
先代までのトランスミッションには、6速ATを搭載していたが、新型X5Mでは8速ATの「Mステップトロニック」に進化。デュアルクラッチトランスミッションの技術を生かし、素早い変速と燃費向上(先代比20%改善)を実現。加えてSUVとしてはモンスター級の加速力にも寄与した。
4WDシステムの「xドライブ」も進化し、走行条件や路面状況に応じ、前後輪駆動比0:100から100:0の間で、最適なトラクションを路面に伝える。