人材サービスのランスタッド・ホールディングスは11日、「2014年第4四半期のランスタッド・ワークモニター」を発表した。12月12付のニュー・ストレーツ・タイムズ、12月11日付のベルナマ通信がそれぞれ報じた。
83%のマレーシア人が年内に給与やボーナス支給額が増加すると見込んでいる。
来年のマレーシア経済に関しては、62%が改善を見込んでいると回答し、経済の改善により給与等も増加すると期待していることがわかった。
一方で88%が個人成長の機会として能力開発に注力していると回答。71%が職場でキャリア形成の道筋を明言することが許されている、70%は職場での能力開発の方法と時間が10年前と比較して増加していると答えた。
ランスタッドは、調査の結果は、マレーシアの雇用者は職場においてキャリアや能力開発を与えることがの重要性に気づき始めたことを示していると指摘。特にマレーシアの雇用市場は厳しい状況にあり、スキルをもった人材の獲得が厳しくなっていることから能力開発の機会が重要であるとの見解を示した。