ソユーズTMA-15M宇宙船、ISSへのドッキングに成功…第42・第43次クルーを輸送

宇宙 企業動向
ISSに到着した第42次/第43次長期滞在クルー(前列の3人)
  • ISSに到着した第42次/第43次長期滞在クルー(前列の3人)
  • ソユーズTMA-15M宇宙船(41S)の打上げ(11月25日)
  • 41Sクルーのバックアップクルーを務めた(左から)チェル・リングリン、オレッグ・コノネンコ、油井宇宙飛行士

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、ソユーズTMA-15M宇宙船(41S)が日本時間11月24日午前6時01分にカザフスタン共和国のバイコヌール宇宙基地から打上げられ、11月24日午前11時49分に国際宇宙ステーション(ISS)にドッキングしたと発表した。

41Sは、ISS第42次/第43次長期滞在クルーであるバリー・テリー・バーツ宇宙飛行士、アントン・シュカプレロフ宇宙飛行士、サマンサ・クリストフォレッティ宇宙飛行士が搭乗していた。

ソユーズTMA-15M宇宙船はISSにドッキングしてから約2時間後、ハッチが開けられ、第42次/第43次長期滞在クルーがISSへ入室した。ISSに滞在中のバリー・ウィルモア宇宙飛行士らは第42次/第43次長期滞在クルーの到着を歓迎、6人体制による第42次長期滞在がスタートした。

一方、41Sクルーのバックアップクルーとしてチェル・リングリン宇宙飛行士、オレッグ・コノネンコ宇宙飛行士、油井亀美也宇宙飛行士の第44次/第45次長期滞在クルーが控えていたが、搭乗予定のクルーが予定どおり搭乗することとなった時点で、バックアップクルーの任務は解除された。

41Sミッションは、長期滞在クルーとともに、新しいソユーズTMA-15M宇宙船をISSに届けるミッション。今回も打上げ後地球を4周回しながら上昇し、約6時間後にISSにドッキングした。

ISSへ打上げられるソユーズ宇宙船の打上げは41回目となった。ISSから分離・地球への帰還は国際標準時2015年5月12日の予定。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集