スイスのビジネススクール、国際経営開発研究所(IMD)は20日、「世界人材リポート」を発表した。マレーシアの人材力は世界で5番目に高いことがわかった。昨年の調査より4ランク上昇した。
調査は、世界60か国・地域を対象に、人材の開発力、引きつけ力、維持力を図ったのもの。トップはスイスだった。2位はデンマーク、3位はドイツ、4位はフィンランドだった。日本は28位だった。最下位はブリガリアだった。
東南アジアで、マレーシアの次に順位が高かったのはシンガポールで16位だった。それにインドネシア(25位)、タイ(34位)、フィリピン(41位)の順となった。
マレーシアは、有能な幹部の項目では、トップとなった。従業員のモチベーションでは3位、実習、トレーニング、国際的な経験ではそれぞれ4位となった。