久米日産元社長のお別れの会…豊田トヨタ名誉会長ら献花

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日産自動車の社長・会長を務めた久米豊さんのお別れの会が11月25日、都内のホテルで開かれた。
  • 日産自動車の社長・会長を務めた久米豊さんのお別れの会が11月25日、都内のホテルで開かれた。
  • 久米豊さんお別れの会の様子
  • 久米 豊氏
  • 日産 シーマ(FY31)
  • 日産 シーマ(FY31)
  • 日産 シーマ(FY31)
  • 日産 シルビア(S13)
  • 日産 シルビア(S13)

日産自動車の社長・会長を務め、9月10日に93歳で亡くなった久米豊さんのお別れの会が11月25日、都内のホテルで開かれ、1300人が献花して別れを惜しんだ。

久米さんは1944年(昭和19年)に東京帝国大学第二工学部を卒業後、46年に日産に入社。生産や開発部門に従事し、85年から92年に社長、同年から96年まで会長を務めた。80年代初めまでの労使対立後の社内融和に腐心、世界トップの技術確立を目指した「901活動」を展開した。

社長在任中の88年には5代目『シルビア』、高級車『シーマ』などのヒットモデルを送り出した。90年から94年には日本自動車工業会会長として、日米自動車摩擦問題の解消にも尽力した。会場ではカルロス・ゴーン社長が出席者を迎え、トヨタ自動車の豊田章一郎名誉会長やスズキの鈴木修会長兼社長ら同世代経営者も多く出席し、故人を偲んでいた。

《池原照雄》

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