JTBが発表した2014年9月中間期の連結決算は、当期純利益が前年同期比35.0%増の144億円と大幅増益となった。
売上高は同1.7%増の6783億円と増収となった。グループの中核事業である旅行事業は、法人需要が順調に推移したほか、円安や東南アジアの訪日ビザの発給要件緩和、航空便増便による、航空座席供給量の増加の効果で、同社の訪日インバウンドも大幅にプラスとなった。
営業利益は航空座席やホテルなどの仕入れ価格が上昇したことなどから、同38.2%減の98億円、経常利益が同20.0%減の135億円と減益だった。
通期業績見通しは純利益が前回見通しより12億円増の100億円となる見込み。