ダイハツ『ウェイク』のインテリアは、機能をスタイリングすることがテーマだったという。
そう話すのは、ダイハツ工業デザイン部デザイン室課長の佐々木克典さん。「インパネ周りでは助手席前のグローブボックスの上に、普通の一眼レフくらいのカメラなら入るくらいの大容量のトレイを用意した」
また、「これまでのダイハツのカップホルダーは引き出しタイプが多かったが、今回はあえて掘り込み式を採用した。ドリンクだけではなくスマートフォンやユーザー独自の“モノ”を入れてもらえるようにしているのだ。つまり、ベースを提供し、あとはユーザーが自由に発想して使いこなしてほしいとデザインしている」と述べる。
佐々木さんは、「このクルマは生まれたばかりで、我々の気付いていない使い方がたくさんあるだろう。ユーザーから様々なフィードバックを受けながら育てていきたい」と語った。