新たな恐竜化石を確認、馬・日合同チーム

マラヤ大学と日本の大学の合同チームは、昨年12月にパハン州で発見された化石の中から、新たな恐竜の化石を確認したと発表した。

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マラヤ大学と日本の大学の合同チームは、昨年12月にパハン州で発見された化石の中から、新たな恐竜の化石を確認したと発表した。

同チームは、今年2月にマレーシア初の恐竜の歯の化石を発見したと発表しており、今回が2件目となる。

マラヤ大学の曽根正敏 準教授によると、新たに確認された恐竜の化石は大きさが縦13mm、横10.5mmほどで、最初の恐竜の化石が発見された地点にほど近い場所。年代は1億-1億1000万年前のものとみられ、中生代白亜紀(1億4500万-6600万年前)に生息していた鳥盤目の草食恐竜の歯とみられる。二足、もしくは四足歩行で甲羅はない。生息域は川や湖、陸地で半水棲だったと推定されるという。

今年2月にマレーシア初と確認された恐竜の化石は白亜紀のものとされ、半水棲恐竜で魚を常食していたスピノサウルスの歯ではないかとみられている。

伊藤 祐介

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