マツダの主力車種、『アテンザ』。同車に将来、2ドアクーペモデルが設定される可能性が出てきた。
これは、英国の自動車メディア、『Auto EXPRESS』が報じたもの。同メディアが独自ソースから得た情報を元に、「『マツダ6クーペ』(『アテンザクーペ』)が、2016年に登場する」と伝えている。
現在、アテンザには、セダンとワゴンの2種類がある。仮に2ドアクーペの市販化が実現すれば、アテンザにとって、第3のボディバリエーションとなる。
アテンザの2ドアクーペが目指すセグメントは、どこなのか。同メディアは、「ライバルはBMW『4シリーズ』」と断言。となると、セダンとワゴンよりも、上級志向を鮮明にし、マツダのブランドイメージを高める役割が与えられると見られる。
ところで、マツダは2010年、コンセプトカーの『靭』(SHINARI、シナリ)を発表。同車の「魂動」デザインが、現行アテンザのデザインに反映された。同メディアはアテンザのクーペについて、「フロントマスクはアテンザと共通イメージ。しかし、ボディラインは靭のように流麗で、マツダデザインの次なる変革を示すものになるだろう」とレポートしている。