常石造船、船づくりの技能・技術を競う「技能オリンピック」を実施

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常石工場のチーム対抗ブロック製作競技
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常石造船は、常石工場と海外グループ会社の常石集団(舟山)造船の2工場で、溶接、塗装、運搬など船づくりに関する技能・技術を競う「技能オリンピック」を開催した。

技能オリンピックは、高い建造品質を実現するため、技能の高度化を図るのが目的。

14回目の開催となる常石工場では、ウィーゼルガス切断、フォークリフト運転に加え、初めての試みとなるチーム対抗ブロック製作など、6種目の競技を行った。競技参加者は技能職や、協力会社の従業員、外国人技能実習生を含む98人。

また、常石集団(舟山)造船は4回目の開催で、常石集団(舟山)造船と協力会社34社の従業員合計171人(審査員含む)が参加し、8つの種目を競った。

技能オリンピックは、2001年に常石工場で第1回を開催。溶接競技1種目からスタートし、2年目に鉄工競技を加え、3年目には従業員の要望から塗装、艤装、運搬部門も競技種目とし、工場全体の取り組みへと発展させた。

2006年から多度津造船(香川県多度津町)、2011年から常石集団(舟山)造船、2012年にはツネイシ・ヘビー・インダストリーズ(セブ)でも開催し、国内外の工場で造船技能のレベルアップを図っている。

《レスポンス編集部》

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