『ロードスター』、『モデルS』に続くテスラモーターズの第3の市販EV、『モデルX』。同車の発売時期が、さらに遅れることが分かった。
これは11月5日、テスラモーターズが2014年第3四半期(7-9月)決算の発表に合わせて、明らかにしたもの。同社は、モデルXの発売時期について、「2015年第3四半期(7-9月)の見込み」と公表している。
テスラモーターズは2012年2月、モデルXのプロトタイプ車を初公開。モデルXは、モデルSのEVパワートレインや車台をベースに開発されたクロスオーバー車。
その特徴は、後部ドアの「ファルコンウィングドア」と呼ばれるガルウィングドア。モデルXは3列シート、乗車定員7名のクロスオーバー車だが、2列目と3列目シートへの乗降性を高める目的で、ガルウィングドアが採用される。
当初、2014年に生産が開始される予定だったモデルXだが、その後、何度かこの計画が遅延。そして今回、前回発表の予定から数か月遅れて、2015年第3四半期(7-9月)、モデルXが発売される見通しとなった。