韓国ヒュンダイモーター(現代自動車。以下、ヒュンダイ)は10月末、『エラントラ』の世界累計販売台数が1000万台を突破した、と発表した。
エラントラは、ヒュンダイの主力コンパクトカーで、世界で最も多く売れているヒュンダイ車。初代は1990年にデビュー。現行型は5世代目で、2010年4月に発表された。地元韓国では、『アバンテ』を名乗る。
10月末、エラントラの世界累計販売台数が、1000万台を突破。ヒュンダイ車で1000万台の大台に乗せたのは、エラントラが初めて。初代発表から、24年で打ち立てた記録となる。
ヒュンダイによると、エラントラは1日当たり、平均で1100台を販売。年間平均では、42万台を売り上げてきた。世界の自動車メーカーでも、累計販売台数が1000万台に届いたのは、エラントラを含めて10車種しかないという。
ヒュンダイのCOO、Tak Uk Im氏は、「世界累計販売1000万台達成は、エラントラがデザイン、機能性、パフォーマンスなどの面で世界にアピールしている証」とコメントしている。