フォードモーターの中国法人、フォードチャイナは11月7日、10月の中国新車販売の結果を公表した。総販売台数は、9万3179台。前年同月比は0.9%減と、2か月連続で前年実績を下回った。
フォードモーターの中国合弁には、乗用車の長安フォード(CAF)と、商用車の江鈴汽車(JMC)の2社がある。
長安フォードの10月実績は、6万9111台。前年同月比は1.5%減と、2か月連続のマイナス。そんな中、輸入車の販売は好調。フォードチャイナによると、『エクスプローラー』、『フォーカスST』、『フィエスタST』の販売は10月、前年同月比27%増の2622台と伸びたという。
また、江鈴汽車の10月実績は2万1446台。前年同月比は1.3%減と、2か月ぶりに減少した。こちらは、商用車の『トランジット』が、販売の主力。
フォードモーターの2014年1-10月中国新車販売は、前年同期比22%増の90万6613台。同社は2013年、中国で93万5813台と、過去最高の販売を記録。前年実績に対して、49%の大幅増を達成している。