函館本線札幌~小樽間で最後のSL運転を実施

鉄道 企業動向
『SLクラブツーリズム号』の往路はC11 207が牽引した。函館本線朝里~小樽築港。
  • 『SLクラブツーリズム号』の往路はC11 207が牽引した。函館本線朝里~小樽築港。
  • 小樽駅の側線に待機する『SLクラブツーリズム号』の編成。復路はDE15形が先頭となった。

JR北海道は11月8・9日の2日間、クラブツーリズム主催のツアー列車『SLクラブツーリズム号』を札幌~小樽間で運転した。

『SLニセコ号』と同じくC11形蒸気機関車の207号機が旧型客車4両を牽引し、往路・復路とも札幌方にDE15形ディーゼル機関車が連結された。このため、小樽からの復路はDE15形が先頭となり、C11 207は逆向きで後部に連結される形となった。

『SLクラブツーリズム号』は、11月3日で運転を終了した札幌~蘭越間の『SLニセコ号』と同様、今回で最後の運転となることがアナウンスされているため、札幌~小樽間におけるSL運転は11月9日が最終となった。

JR北海道のSL列車は、12月に函館~大沼公園間で『SLはこだてクリスマスファンタジー号』が運転される予定だが、こちちはC11 171が運用される模様。C11 207の去就が注目される。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集