アメリカ軍のステルス戦闘機、横田基地へ2年ぶりの飛来

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6日午前、横田基地の外来機用スポットに駐機する4機のF-22ラプター戦闘機。
  • 6日午前、横田基地の外来機用スポットに駐機する4機のF-22ラプター戦闘機。
  • パイロットは5日中の離陸を希望していたようだが、休息ルールが適用されたのか、離陸は着陸から24時間後となった。
  • 午後1時30分にエンジンスタート。タキシング開始は午後2時ごろだった。
  • 横田への飛来は2年ぶり。36側(南から北へ向かう)離陸は今回が初めて。
  • 長距離移動に備え、主翼下に増槽を搭載したフェリー形態だ。
  • 4機中の1機に空中給油ができず、仕方がなく横田へ降りたという話も。
  • これまでの飛来は航空祭(友好祭)への展示が目的で武装していなかったが、今回は空対空ミサイルを搭載していた模様。
  • レーダーに映りにくいステルス機だが、エンジン音の大きさは既存の戦闘機と大差ない。

5日13時ごろ、横田基地(東京都福生市など)に、アメリカ空軍のステルス戦闘機「F-22ラプター」4機が飛来した。日米共同統合演習「キーン・ソード」参加に備え、アラスカのエルメンドルフ基地から、沖縄の嘉手納基地へ移動する途中に立ち寄ったとみられる。

横田基地にラプターが飛来したのは約2年ぶり。キーン・ソードに参加するエルメンドルフの所属機は12機で、今回の4機は嘉手納への第二陣だったが、台風の影響による強烈な向かい風で燃料消費が増え、空中給油も何らかの事情で行うことができず、結果として横田へのダイバート(代替着陸)となった模様だ。

長時間乗務したパイロットに24時間の休息ルールが適用されたとみられ、離陸は6日の午後2時ごろとなった。

《石田真一》

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