ジョホール州における住宅の価格は、これまで上昇を続けていたが、第2四半期に過去2年で初めて下落した。
メイバンク・インベストメント・バンク(IB)リサーチが発表した住宅価格インデックスによると、前四半期比で1.6%下降した。一方で前年同期比では4.6%上昇した。
メイバンクIBリサーチのアナリストのウォン・ウェイサム氏によると、マレーシア政府が今年1月に不動産投機抑制政策を導入し、外国人が購入可能な不動産の最低額が50万リンギから100万リンギに引き上げられたことで価格が下落した。
最近発表された不動産プロジェクトの需要は、2012年下期から2013年上期に比較して軟化している。不動産価格は今後下降もしくは横ばいになると見られている。