スウェーデンの高級車メーカー、ボルボカーズは11月5日、『V60クロスカントリー』の概要を明らかにした。実車は11月18日、米国で開幕するロサンゼルスモーターショー14で初公開される。
同車はボルボカーズの主力ステーションワゴン、『V60』の派生車種。すでにボルボカーズは、『V40』の派生モデルとして、『V40クロスカントリー』を用意。これと同じ考え方を、V60に導入したのが、V60クロスカントリーとなる。
V60をベースに、車高を65mmアップ。樹脂製のフェンダーエクステンションを追加した。前後バンパーにはスキッドプレート、ボディサイドにはスカッフプレートを装着。足元には、18インチまたは19インチの専用ホイールを履く。SUVおよびクロスオーバー車を思わせる外観に仕上げられた。
室内は、V60よりもグレードの高い仕上げ。スポーツシートには、オプションでブラウンのステッチ入りのブラックレザーが選択できる。2種類のツートンレザー内装も、用意される予定。
先行発売される北米仕様のエンジンは、伝統の直列5気筒ガソリンで、最大出力250hp。4WD+ATを組み合わせる。世界市場には、2015年初頭に投入予定。ボルボカーズの新世代エンジン、「Drive-E」の直列4気筒ガソリンとターボディーゼルが設定される。