三菱自動車は10月29日、2014年4-9月期(第2四半期)の連結決算を発表した。
それによると、売上高1兆0350億円(前年同期比+11.4%)、営業利益は626億円(+23.3%)、経常利益は735億円(+20.6%)、四半期純利益は608億円(+30.3%)だった。
第2四半期累計期間の販売台数は52万1000台(+4%)。国内では、消費税増税影響の長期化などで、5万7000台(-14%)と減少したが、北米は5万7000台(+27%)、欧州は10万4000台(+15%)、アジアは16万7000台(+2%)など、海外市場が好調だった。
収益面では、台数ミックスの改善、コスト低減努力、為替の好転などにより、営業利益は23.3%の増益となった。
通期連結業績見通しは、第2四半期累計期間の実績、直近の経済状況や市場動向等を踏まえ、販売台数および売上高を下方修正。販売台数は前回予測より9万3000台少ない108万9000台、売上高は1200億円減の2兆1800億円とした。