ルノー・ジャポンは『メガーヌGTライン』をマイナーチェンジし販売を開始した。ラインナップは従来通りハッチバックとエステートである。
メガーヌは1996年に日本に導入されて以来、現在まで3世代が販売されてきた。それぞれの販売台数について、同社マーケティング部商品企画グループの光村聖子さんは、「初代メガーヌが1726台。2004年から販売を開始した2代目メガーヌは個性的なデザインで好評を博し、4625台販売された。そして、2011年から販売が始まった3代目となる現行メガーヌは、10月末の時点で2587台と、2代目を上回るペースで、好調に推移している」と述べ、「現在まで累計8938台が販売され、日本におけるルノーブランドの中核をなすモデルとなっている」と位置づける。
そして今回マイナーチェンジしたGTラインの重要な部分について光村さんは、「ルノーの中にあるモータースポーツや、スポーツカーの開発の中核をなすビジネスユニット、ルノー・スポールが手掛けたクルマだ」と強調する。
「ルノー・スポールが開発するクルマは、頂点にレースカーがあり、そのDNAを直系で受け継ぐハイパフォーマンスモデルのRS。セカンドレンジのスポーティモデルのGT。スポーティデザインを特徴とするGTラインがラインナップされ、メガーヌでは、メガーヌRS、メガーヌGT220、メガーヌGTラインとなる」
そのGTラインは、「(標準車をベースにした)スポーティなデザインが特徴で、それとともにスポーティな走行性能を両立。つまり、日常生活の中で、より身近にスポーツドライビングを楽しめるクルマとしてルノー・スポールは仕立てているのだ」と語った。