輸出船契約実績、62.2%減と3カ月連続マイナス…9月

船舶 企業動向
ツネイシ・ヘビー・インダストリーズ(セブ)、8万1700メトリックトン型ばら積み貨物船カムサマックスバルカー「スカーレット・イーグル」
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日本船舶輸出組合が発表した9月の輸出船契約実績によると、一般鋼船の契約は12隻、前年同月比62.2%減の45万総トンと3カ月連続マイナスとなった。

円安効果などで6月までに大量受注した反動から低迷している。船種別の内訳は、ばら積船がハンディ型5隻、ハンディマックス型2隻、パナマックス型3隻、ケープサイズ型1隻で、油送船がLPG船1隻となっている。

契約態様は、トン数ベースで円建契約が10.6%、外貨建が89.4%、現金払契約が100%、商社契約が12.7%だった。

納期別内訳は、2015年度ものが55.5%、2016年度ものが36.8%、2017年度ものが7.7%となっている。

一方、通関実績は31隻、同14.5%増の130万総トンだった。

この結果、2014年度9月末の輸出船手持工事量は、678隻、2846万総トンとなった。

《レスポンス編集部》

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