クラン・バレーLRT3号線プロジェクト、来年末にも始動

マレーシアの公共陸運委員会(SPAD)はこのほど、クラン・バレー軽量高架鉄道(LRT)の3号線計画について、2015年末にも始動するとの見解を示した。ニュー・ストレーツ・タイムズが10月15日報じた。

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マレーシアの公共陸運委員会(SPAD)はこのほど、クラン・バレー軽量高架鉄道(LRT)の3号線計画について、2015年末にも始動するとの見解を示した。ニュー・ストレーツ・タイムズが10月15日報じた。

SPADのモハマド・ヌール・カマル最高経営責任者(CEO)によると、公共輸送機関を所有する国営企業のプラサラナ・マレーシアが提案したセランゴール州のバンダル・ウタマとクランを結ぶルートについて、実現可能性調査の承認に向けた取り組みを行っている。

LRT3号線は、バンダル・ウタマの大量高速輸送システム(MRT)駅を起点とし、トロピカーナやハイコム-グレンマリー工業団地、シャアラム・スタジアム、マラ工科大学、ブキ・ラジャを経てクランのマレー鉄道(KTMB)駅までを結ぶ路線となる。開発コストは90億リンギになると見られている。工事に関する入札は2015年6月にも開始する予定だ。

プラサラナによると、LRT3号線はプロジェクト・デリバリー・パートナー(PDP)コンセプトに基づいた開発になる予定。早ければ2015年にPDPを指名し、工事発注後、4~5カ月後に着工できるとの見解を示した。

MRT1号線ではPDPコンセプトが採用されており、MMCガムダKVMRTがPDPに指名されている。

広瀬やよい

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