11月のASEAN国防相会議開催に合わせて日米国防相会談を調整
10月18日より2日間の日程で、東南アジア諸国連合(ASEAN)の国防相による会議がミャンマー開催される。
この日程に合わせて、江渡防衛大臣は海洋の安全保障などについてASEAN諸国の国防相と意見交換する方向。
江渡大臣はまた、米のヘーゲル国防長官もASEANの会議へ出席のため同時期にミャンマーを訪問することを検討しているため、ミャンマーでのヘーゲル国防長官との会談の調整を進めている。
日米防衛相会談は、江渡大臣の就任後初めて
10月8日に日米防衛協力の指針(ガイドラインの見直し)の中間報告で集団的自衛権の行使に関わる具体的な日米協力が先送りされたため、それを巡って意見が交わされる見通し。
また、会談が沖縄県知事選挙(11月16日投開票)の直後のタイミングで、その選挙結果も踏まえて、沖縄の基地負担の軽減策や日米で合意した米軍普天間基地(宜野湾市)の名護市辺野古沿岸部への移設を改めて確認することへの取り組み方についても協議されるものとみられている。