米国の自動車最大手、GMは10月10日、中国における9月の新車販売の結果を公表した。総販売台数は、9月の新記録となる31万9936台。前年同月比は15.2%増と、引き続き前年実績を上回った。
GMの中国合弁(乗用車)には、上海GMとSAIC‐GMウーリン(上海通用五菱汽車)の2社がある。9月実績は、上海GMが前年同月比19.6%増の15万8792台。SAIC‐GMウーリンは、14.5%増の15万9906台と、両社ともに好調。
ブランド別では、ビュイックブランドが、8万3638台を販売。前年同月比は17.8%増と、引き続き前年実績を上回る。主力セダンの『エクセル』が、9.9%増の2万9549台と牽引。『エクセルXT』と『エクセルGT』も、合計で10.1%増の2万1636台を売り上げる。
シボレーブランドは、前年同月比19.3%増の6万8347台と、7か月連続で増加。小型セダンの『クルーズ』が、2万4256台を売り上げ、最量販車に。コンパクトカーの『セイル』シリーズが、1万9825台でこれに続く。中型セダンの『マリブ』は、34%増の1万1812台。
キャデラックブランドは、6807台を販売。前年同月比は51.4%増と、引き続き大きく伸びた。新型セダンの『XTS』が、2971台を販売。『SRX』は、2556台を売り上げた。
2014年1-9月のGMの中国新車販売は、前年同期比11.6%増の258万1130台と過去最高。GMは2013年、中国で316万0377台を販売。前年比は11.4%増と、2桁の伸びを達成している。