土砂流入で不通の東海道本線、10月20日にも仮復旧へ

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台風18号の影響で不通となった東海道本線由比~興津間。JR東海は10月20日にも仮復旧する方針だ。
  • 台風18号の影響で不通となった東海道本線由比~興津間。JR東海は10月20日にも仮復旧する方針だ。
  • 台風18号の影響で不通となった東海道本線由比~興津間。線路脇の山腹が線路側にせり出しているような格好となっており、架線柱も倒れている。

JR東海はこのほど、線路内への土砂流入により一部区間が不通となっている東海道本線について、10月20日にも仮復旧する方針を示した。

同社が発表した10月9日以降の運転計画によると、土砂が流入した由比~興津間(静岡市清水区)を含む富士~興津間は終日運転を見合わせるが、復旧作業が順調に進めば10月20日に仮復旧が終了し、開通する見込みという。熱海~富士間と興津~島田間は通常の5割程度の本数で運転し、島田~豊橋間はほぼ通常通り運転する。特急『ワイドビューふじかわ』と寝台特急『サンライズ瀬戸』『サンライズ出雲』は全区間・全列車を運休する。

現在は富士~新富士~静岡間で、シャトルバスと東海道新幹線による代替輸送ルートが確保されている。一方、富士~興津間は「バスによる代行輸送等を含め、代替輸送の確保を調整中」(JR東海)としている。

《草町義和》

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