ペナン島で6日午前7時ごろ、バリク・プラウ行きの路線バス「ラピッド・ペナン」に乗車していた女(48)が希望した場所で停車しなかったことに腹を立てて運転手を刺す事件があった。
運転手(27)は重傷を負って病院に収容された。命には別状ないもよう。女はその場を逃走したが、翌7日午前7時半ごろ、自宅にいるところを逮捕された。精神病歴があったという。
女はウェルド・キー近くで乗車、アイルイタムのジャラン・パヤ・テルボンの自宅前での降車を希望したが、決められた停車場所でなかったために運転手がそのままバスを走らせたところ、女が逆上して持っていたナイフで運転手の右脚を数回刺したという。バスにはほとんど乗客が乗っていなかった。犯行に使われたとみられるナイフは刃渡り8センチメートルほどで女の自宅で発見された。