メルセデス・ベンツ日本は1日、『Cクラス』のワゴンタイプ『Cクラスステーションワゴン』を6年ぶりにフルモデルチェンジし、日本での販売を開始すると発表した。同日より予約を開始、2014年11月末頃から順次納車をおこなう。
新型Cクラスステーションワゴンは、セダンと同様「アジリティ」をキーワードに、ワゴンタイプながら高い動力性能を実現した。ボディの50%を軽量なアルミニウム素材とし、先代比で約75kgもの軽量化を実現しながら、高張力鋼板などを組み込むことで高い剛性も両立。燃費性能も20%以上向上させた。また、フロントサスペンションを新開発の4リンク式とし、俊敏な走りを楽しむことができるという。
最大積載容量は1490リットルで、先代から25リットル拡大。リアシート以後の容量は470リットルとなっている。また、リアシートの分割比率を2:1から、40:20:40にしたことでシートアレンジの自由度と機能性を拡張した。自動開閉のテールゲート、手を使わずに開閉できるハンズフリーアクセスなど実用性も高めている。
新型Cクラスステーションワゴンは、オプションパッケージを廃止、あらかじめ7種類ものラインアップを用意した。これにより、ユーザーの好みに最適な車両を提供できるほか、納期の短縮に貢献するという。
価格は、1.6リットルターボの「C180ステーションワゴン」が442万円、2リットルターボの「C200ステーションワゴン アバンギャルド」が559万円、「C250ステーションワゴン スポーツ」が724万円など。
また、東京六本木でおこなわれた発表イベントには、今週末F1日本グランプリでメルセデスのドライバーをつとめるニコ・ロズベルグ選手も駆けつけた。