ハーレー・ダビッドソン、米国で10万台以上をリコール…クラッチに不具合

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ハーレー・ダビッドソンの2014年型ストリート・グライド
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米国の高級二輪メーカー、ハーレー・ダビッドソン。同社が米国において、10万台を超えるリコール(回収・無償修理)を実施する。

これは9月29日、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。ハーレー・ダビッドソンから、2014年モデルの複数車種について、リコールの届け出を受けたと公表している。

今回のリコールは、クラッチの不具合によるもの。NHTSAによると、クラッチのマスターシリンダーに欠陥があり、クラッチを切り離した際、それを維持する圧力が減少。クラッチが勝手につながり、動き出して、事故を起こす可能性があるという。

リコールの対象となるのは、2014年モデルの13車種。米国で販売された10万5746台が、リコールに該当する。

ハーレー・ダビッドソンは、対象車を保有する顧客に通知。販売店で、クラッチマスターシリンダーを交換するリコール作業を行うとしている。

《森脇稔》

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