日本政府観光局が発表した8月の訪日外客数は、前年同月比22.4％増の111万人となり、8月として過去最高となった。
これで今年3月から6カ月連続で100万人を超えた。航空便の増便やチャーター便の就航による航空座席供給量の増加、大型クルーズ船の寄港などで高い伸び率となった。1月～8月までの累計は前年同期比25.8％増の863万万8000人だった。
市場別では中国、台湾、香港、タイ、ベトナム、インド、米国、カナダ、フランス、ドイツが8月として過去最高を記録した。
韓国は2カ月連続プラスとなり、8月としても2007年に27万1000人に次ぐ過去2番目の水準だった。最も多かったのは中国だった。
出国日本人数は同2.8％減の178万8000人で3カ月連続マイナスとなった。
8月の訪日外客数と出国日本人の合計が289万8000人となり、1964年に統計をとり始めてから過去最高の出入国数となった。
