東京ガス、日立LNG基地のタンク屋根上げ工事が完了

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東京ガスは、茨城港日立港区内に建設している外航LNG船の受入設備となる「日立LNG基地」のLNGタンク屋根上げ施工が完了したと発表した。

タンク底部で組み上げた屋根を空気の圧力で持ち上げる方法「エアレイジング」で、上部まで浮上させる作業を行い、無事終了した。

茨城県内で、エアレイジングによるLNGタンク屋根上げ施工が行われたのは初めて。日立LNG基地はLNGタンク、ガス製造設備などで構成する。

建設するLNGタンクは、直径約86m、高さ約59mで、貯蔵能力は地上式タンクとして世界最大規模となる23万キロリットル。タンク1基で、一般家庭の年間使用量の約34万件分に相当する都市ガスを供給することが可能で、2015年度に稼働する予定。

東京ガスグループでは、「チャレンジ2020ビジョン」で「LNGバリューチェーンの高度化」を掲げ、この一環として「エネルギーの安全かつ安定的な供給」を推進している。

《レスポンス編集部》

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