【マツダ デミオ 新型発表】小飼社長「3工場で立ち上げ、グローバル年20万台目指す」

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マツダの小飼雅道社長
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マツダは9月11日に東京で新型『デミオ』の発表会を開き、販売店での予約販売を始めた。記者会見した小飼雅道社長は、「タイとメキシコでもほぼ同時に生産を立ち上げ、グローバルで年20万台の販売を目指す」と表明した。

デミオは国内向けは山口県の防府工場で生産に着手したが、小飼社長は「近日中にタイで、2014年中にはメキシコでも生産をスタートさせる」との計画を明らかにした。

マツダは2016年3月期までの中期計画を推進中。小飼社長は新型デミオには「中期計画での台数成長の起爆剤になってほしい」としており、3工場でのほぼ同時立ち上げを図ることにした。こうした取り組みは同社では初めてであり、「大きな挑戦になる」(小飼社長)という。

一方、小飼社長はタイとメキシコでの生産量については「ほぼ同じくらいと想定している」と述べた。グローバル20万台のうち、日本向けは6万台なので、海外の2工場は、それぞれ7万台規模の見込み。今年稼働したばかりのメキシコ工場からは、北米と中南米のほか、ディーゼル車の本場である欧州にも供給する。

《池原照雄》

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